Exa１はVersion2.1.2で1964年に約16,000台が製造されました。カメラ前面に「EXA I」ブロック文字プレートが接着され、従来のシャッタースピードレバーがダイアル式（B、1/30、1/60、1/125、1/175)に変更されています。
また、ストラップ用アイレット付きのバージョン2.1.2は生産数が少なく希少なカメラです。
ウエストレベルファインダーと「鷹の目」テッサー50mmf2.8（４代目革巻き鏡胴）を装着しました。付属品としてペンタックスUV-Fと社外製メタルフードが付きます。
「カメラの状態」
　経年使用によるスレやキズがありますが、目立つアタリが無い比較的綺麗なカメラです。
　光学系にはレンズを含め取り切れないチリや拭き傷とカビ痕が残りました。フレアが発生しやすくなりますが、半逆光からの実写結果は良好です。光線引きのような不具合も無くXシンクロは確認済みです。
「注意点」
・クイックリターンミラーでは無くシャッターを切るとファインダーがブラックアウトします。巻き上げると視界が戻ります。
・ミラーシャッターのショックが大きく手振に要注意です。
・ファインダー左のレバーは、赤ドットが見える位置でレリーズロックです。指に触れ易く要注意です。
・Xシンクロは、シャッターダイアルのオレンジドットをフラッシュマークに合わせて下さい。
・裏蓋は、赤ドットを合わせるとスライド出来ます。
・フイルム実装で巻き上げが重くなります。スプロケットが小さいEXAシリーズはコマズレし易く丁寧な操作が必要です。
・逆算式フイルムカウンターは手動で合わせます。
・巻き上げレバー横のボタンは巻き戻し釦です。
・WLファインダーは後ろの黒いレバーを押すと開きます。ファインダー像は左右逆になり、ファインダー前面を押すと簡単に折り畳みできます。
「作例写真」
磐越西線C57180牽引ばんえつ物語号　
35mm、50mm、135mm、フジ400使用
五十島、一ノ戸川橋梁、会津若松駅、姥堂ー豊川駅間

本機は実用機でコレクター向けの美品ではございません。僭越ではございますが、細部にこだわる方は専門店での購入をおススメします。
日本語によるお取引の現状販売 sale ”as is” 品です。
撮影を含め保証はございません。プロフィールを確認くださいますようお願いいたします。